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理事長あいさつ

理事長挨拶

代表者あいさつ
理事長 名嘉重則

年 頭 の あ い さ つ


謹んで新年のご挨拶を申し上げます

明けましておめでとうございます。

旧年中は格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。

 昨年一年間を振返りますと、世界情勢においては、ウクライナやパレスチナ紛争の終結は見えず、今も多くの民間人が犠牲を強いられる状況が続いており、今年こそは停戦協議が進み平和になることを願うばかりです。

アメリカ大統領選挙ではトランプ氏が返り咲き今月就任予定ですが、すでに関税の引上げを示唆しており、今後貿易面で日米関係がどのように展開していくのか気になるところです。

日本においては、岸田総理に代わり石破総理が誕生しましたが、衆議院解散選挙で与党は過半数を確保できず、石破政権は厳しい状況に立たされております。これを機に、国民の声を聴き、野党との協議を進め政治改革を行い、国民の政治不信を取り除き、国民が豊かな生活を送れるようにして貰いたいものです。

さて、これまでコロナの影響により停滞した国内経済は、昨年から徐々に回復してきており、県内経済も入域観光客の回復により、観光関連や飲食業を中心に活性化してきました。しかし、私どもの輸入青果業界は、為替相場の円安、諸経費の高騰により仕入原価高となり、厳しい状況が続いております。すべての食品が値上がりし厳しい販売環境ではありますが、県内経済の活性化に乗じて青果業界も明るい展望が開けるように頑張って行く所存であります。

 当組合は創立54年になりますが「新鮮で安全な青果物を供給して消費者の食卓を彩る」ことを基本理念に、特に、国内生産が難しい品目、生産量が少ない品目を中心に輸入を行い、県民の豊かな食生活の醸成に努めております。

当初はフィリピン産バナナの輸入が中心でありましたが、近年はアメリカ産の柑橘類、メキシコ産アボカド、ニュジーランド産キウイ、オーストラリア産ブドウの輸入にも力を入れております。今年は台湾産のパイン、ナツメ、ペルー産ブドウの輸入に新たに取り組んで行きたいと考えております。これからも世界各地から美味しい果実の輸入を行い、県民の食卓を彩ることに頑張って行く所存であります。そのためには、世界が平和で国際取引や輸入業務が円滑にできることを願っております。関係者の皆様、消費者の皆様には、引き続きご支援ご愛顧を賜りますことをお願い申し上げます。

結びに、新年が平和で穏やかな年となり、皆様にとりましてもご多幸の年となりますよう心から祈念申し上げ、年頭のごあいさつと致します。

 

          令和7年 元旦

          那覇青果物卸商事業協同組合 理事長 名   
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