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コラム

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平成27年度那覇青果社会貢献基金贈呈式挙行

2016-04-28
平成28年4月22日(金) 理事長室において「平成27年度那覇青果社会貢献基金」の贈呈式を執り行いました。

当組合が企業の社会貢献の一環として、商品売上の一部で基金を造成し、助成対象事業の活動団体に助成金を給付する支援事業を平成21年度から始め、今年度贈呈分を含めた助成実績は20団体、延べ28回、総額658万円を贈呈しております。

基金は消費者に「自分が選んだ商品を通して地元に貢献する。」と言う募金感覚でパックバナナを買っていただき1パックの売上金から1.5円を基金として積み立て、毎年度関係団体に活動資金として給付支援しております。

平成27年度の基金贈呈額は、平成24年12月に大型で強い台風が基金造成対象商品のバナナ産地であるフィリピン・ミンダナオ島に襲来し大きな被害を受け、産地の回復遅れ影響による入荷量減少と外国為替円相場の安値推移による販売価格の上昇等を背景に売上数量が減少し、前年度基金65万円に比べ約10%減の58万円となっております。

今年度の助成先は、選考委員会において活動状況等を厳正に審査した結果、次の3団体に贈呈することを決定いたしました。 贈呈式で、平山理事長は「基金は消費者、量販店等のご賛同を得て造成されております。どうぞ有効活用して頂きたい。」と激励した。  

[希少生物の保護・育成活動 1団体]
 NPO法人 日本ウミガメ協議会付属黒島研究所(所長 若月 元樹)
  竹富町黒島136番地

[児童生徒の食生活教育活動 1団]
 那覇市立上間小学校(校長 元野 公男)
  那覇市長田2-11-60

[沖縄の自然環境保全活動 1団体]
 NPO法人 おきなわグリーンネットワーク(理事長 西原 隆)
  那覇市上之屋314番地2 サンメディアビル3F

平成28年4月22日那覇青果物卸商事業協同組合 理事長 平山禎陸

※支援対象
希少生物の保護・育成:ヤンバルクイナ、ノグチゲラ、イリオモテヤマネコ等の希少生物が、マングースや野良猫の被害等で絶滅の危機に瀕している。

児童生徒の食生活教育:現在、日本人の食生活の乱れが深刻になっている。様々な生活様式の変化によって家族そろって食事をする機会も減っており、また、朝食の欠食率が高く、個食の増加、偏食、肥満の増加等取り巻く多くの問題が指摘されている。とりわけ次代を担う児童生徒への食生活の教育が重要となっている。

自然環境保全:近年の地球温暖化に伴う環境の悪化が、水や食料問題に代表されるように深刻な影響を世界各地に及ぼしている。


「社会貢献バナナ」基金贈呈式の様子
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